インプラントについてAbout implant
第二の永久歯 “インプラント”
インプラントとは、虫歯や歯周病で歯を失ってしまった所に人工の歯根を埋め入れ、天然歯とほとんど同じ状態まで噛む力を回復させる治療法です。
本来の歯と同様の噛みごたえに加え、定期的に手入れをすることで半永久的に使えることから「第二の永久歯」とも呼ばれています。
インプラントでは、硬いものを食べたときの違和感や痛み、入れ歯を装着しているときの異物感、話しにくさに悩まされることはございません。
硬いものをしっかりと噛め、話すときも発音しやすく、加えて見た目も天然の歯とほとんど変わりません。
当院では、安全・安心でトラブルのない治療に取り組んでおります。
詳しくは「インプラントへの取り組み」をご覧ください。
インプラントのメリット/デメリット
メリット
- ・両隣の歯を削る必要がない
- ・よく噛めて違和感をほとんど感じない
- ・固定性の歯のため、残存歯の負担が軽くなる
- ・噛み合わせが安定する
- ・バーや止め金がないため違和感が少ない
- ・義歯を強固に安定させることができる
デメリット
- ・インプラント埋入手術が必要
- ・若年者(成長期)には不可:20才以上が目安
- ・他に比べ治療費が高価
- ・治療期間が長期
- ・術者の知識、技術が必要
- ・失敗した場合、リカバリーが困難
入れ歯/ブリッジとの比較
歯が中間で1本抜けた場合
ブリッジ
・隣の歯を削りブリッジにします。
もしも隣の歯が、虫歯になっていない健康な歯でも、削らなくてはなりません。
インプラント
・抜けた数だけ、インプラントを植立できます。
インプラントは顎の骨にしっかり固定されているので、強い力で噛むことができます。
歯が中間で2本抜けた場合
ブリッジ
・抜けた2本の歯の大きな噛む力を支えるため、数本の歯を削りブリッジにします。
より多くの歯が犠牲になります。
インプラント
・抜けた数だけ、インプラントを植立できます。
インプラントは顎の骨にしっかり固定されているので、強い力で噛むことができます。
歯が数本抜けた場合
局部床義歯=部分入れ歯
・取り外しの入れ歯を作り、バーを左右に渡して固定します。
さらに止め金でも固定しますが、口の中に金属や樹脂の台が入ります。
インプラント
・数本のインプラントを植立し、インプラント同士を連結し固定の歯を作ります。
入れ歯を固定するバーや止め金が必要なくなり、口の中もすっきりし、しっかりと噛めるようになります。
歯が全部抜けた場合
全部床義歯=総入れ歯
・全部に床のついた入れ歯を装着します。
顎の骨が退縮すると入れ歯が不安定になりやすくなります。
特に下顎の入れ歯は苦労します。
インプラント
・数本のインプラントを植立し、連結された維持装置に入れ歯を固定します。
入れ歯が安定し、口の中で動いたり、笑ったときに飛び出すことなく、よく噛めるようになります。